【トピックス】 防潮堤整備・サンドバイパス事業、現状と課題

◇平成25年度に始まった浅羽海岸5.35㎞の防潮堤整備事業は、令和5年度で市の施工分が終了、令和7年度で県の施工分が終了し、防潮堤が完成する予定です。

◇福田港・浅羽海岸のサンドバイパス事業は、福田港の西堤防西側に堆積した砂をパイプラインで浸食が進む浅羽海岸へ運ぶ事業で、平成26年度に開始しました。

防潮堤整備事業

  • 袋井市が施工する盛り土は、小笠山工業団地開発事業の発生土を活用し、標高10mまで施工し、令和5年度末の完成を目指します。
  • その後、静岡県による盛り土を標高12mまで施工し、令和7年度までに完成する予定です。
防潮堤断面図
盛り土造成工事
防潮堤の整備状況

サンドバイパス事業(土砂輸送量低下の恒久対策が課題)

  • 近年、土砂吸い込み口付近に木材・レキ等の阻害物が堆積し、土砂輸送量が低下しています。
  • 阻害物除去の恒久的対策、設備や運転方法等の最適化を図り、目標年間土砂輸送量8万㎥の確保を目指します。

土砂輸送量の推移

年度土砂輸送量
H26年度51,188m3
H27年度88,696m3
H28年度81,493m3
H29年度57,106m3
H30年度45,168m3
R01年度20,767m3
R02年度26,878m3
R03年度22,523m3
R04年度29,370m3